元カレがストーカーに!?ストーカー改善方法

2013年11月27日午後4時半過ぎ千葉県市川市の本八幡駅前で殺人事件が起きました。刃物を持った男性が突然女性を刺したようですが、どうやら通り魔ではなく顔見知りだったようです。犯人は夜の間に八丈島まで逃げたそうです。そこで逮捕となりました。

お伝えしたように刺殺された女性と犯人は顔見知りで以前交際していたようです。男性(犯人)は女性と別れた後も執拗に復縁を迫っていたようです。しかし女性はそれを受け入れず、徐々にストーカーと男性はなっていったようです。女性は警察にも相談。一応は受理されていたそうです。しかし、このような事件になってしまいました。もう少し早めに対処していれば解決方法もあったのかもしれません。非常に残念な結果となってしまいました。

このようにストーカー事件というのは年々深刻となっております。法律などある程度整備されつつありますが、それでも対応が難しいのです。とくに男女の恋愛を法律で規制したりするのは難しいところがありますからね。今回はこのストーカーに関してお話しいたします。

2013年にストーカー規制法が改正されました。この改正になったのはとある事件が関係しておりますが、その事件には探偵社も絡んでいました。その事件というのは「逗子ストーカー殺人事件」です。一時期ワイドショーでもよく紹介されておりました。

探偵社が絡んでいたというのは犯人が千葉県の業者に被害者の住所調査を依頼したというものでした。探偵社側は依頼者の素性というのはわかりません。調べる目的というのも依頼人から直接聞くだけです。場合によっては犯罪者に手を貸すケースというのもあるでしょう。犯罪に使われるとわかった段階で依頼を受けてはいけないのですが、それを判断するというのは非常に難しいものです。もちろん怪しいと判断した段階で請け負わない、それを感じた時点で疑う能力というのが探偵業者に必要なスキルなのですが、それでもすべてを判断するというのは難しいものです。この逗子の事件は警察の不手際があったようですが、探偵社も多少問題があったのだと思います。

話が外れましたしが、この事件でストーカー規制法が改正されました。この事件が起きたときも規制法はありましたが、作成されたのがかなり前のものだったため情報化社会についてきておりませんでした。当時の規制法には電子メールを利用したストーカー行為というものが書かれていなかったのです。犯人はそれを知っていたのかわかりませんが、被害者に対し執拗にメールを送っていたそうです。被害者は警察に相談するも、立件が出来ない状態で結果的に殺害されてしまったというのが事件の流れとなります。このような事件があり、改正ストーカー規制法では電子メールを利用した行為もストーカー扱いされるようになりました。

この手の被害というのは年々増えているようです。警察もこの事件をきっかけに被害届を受理しやすい環境を作るように努めているようですが、表に出ていない事案も多いでしょう。それらを考えるとかなりの数ストーカー事件というのは起きているのだと思います。

このストーカー事件とならないためにどうすればよいかを考えていきましょう。
まずストーカーとなるのは以下のような性格の方が多いようです。

■精神疾患を抱えているもしくは抱えやすいタイプ
■自己愛が強く完璧主義なナルシストタイプ
■妄想が強いタイプ
■反社会的人格障害、異常者。

このようなタイプに分けられます。

一部のストーカーを除いては基本的に男女の縺れがあり、別れたものです。ストーカーは怖い、このような人に付きまとわれないためにはどうするべきか?一番の原因はあなた。お伝えした通りストーカーのほとんどが元交際相手です。つまり別れた結果相手がそれに納得ができず付きまとってくるというものです。ストーカーからしてみれば、なぜ自分ではだめなのか、もう一度やり直すチャンスはないのか?という気持ちなのでしょう。性格的な問題もあるのだと思いますが、一番は別れ際の対応をしっかりとしていなかったというのが原因だと思います。婚姻を解消するのであればしっかりと話し合ったのちに離婚届を出すわけですが、一般的な交際関係であれば一方的に別れを切り出せます。相手の同意がなかったとしても関係を解消できるのです。つまり別れ際に問題がある場合が多いのです。
曖昧な返事、納得のできない理由があればストーカーになる恐れがあるのです。関係の解消は一方的ではダメで付き合うときと同様にちゃんと話し合って決めるべきでしょう。このようにすることでストーカー事件の発生およびその被害は軽減できると思います。
ただこれは別れる前の話で、もう手遅れとなっている、つまりストーカーに付きまとわれている段階では対処できません。その場合は警察に相談をするというのが一番手っ取り早いです。そして弁護士やストーカー問題を解決してくれる業者に相談するのがよいでしょう。

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