離婚しない夫婦、なぜ別れないかを考える

交際している相手が既婚者だという相談を多く受けます。大体の方が先々一緒になりたいと考えているようです。しかし相手は離婚すると言っているものの一行に話が進まない。いつか離婚をする。そんな感じで待ち続けているわけですがその「いつか」というのが本当に来るのか不安になる。このまま待っていてもいつか捨てられてしまうのではないか?そんな気持ちから「早く離婚して一緒になりたい」と思うようになる方もいらっしゃいます。将来が約束されているのであれば待つこともできるのでしょう。期待が持てるのであれば我慢もできるのです。しかし約束されているわけでもなく、何か進展があるわけでもない。お互いが「一緒になりたいね」という願望だけで関係が続いているわけです。

もちろんそのような状態の場合長くは続きません。不倫はいつまでも続かないと言われる理由はこれが原因です。

人は誰しも欲深く、常に上を目指そうとします。最初は少しだけ一緒に入れるだけでよいと思っていたものが、会う頻度が高まり、最終的には一緒に住みたい、一緒になりたいと要求が増えてしまいます。当然相手は結婚しているため一緒になることはできません。不倫を成就するという言葉は正しくないのですが、不倫から正式に交際できる関係を目指すためにはただ待っているだけではダメなのです。何かしら対処が必要なのです。

相手に離婚してもらいたい。けれでも離婚話が進まない。まずは何が原因なのかを考えてみましょう。

■子供が成長するまで離婚できない。

離婚できない理由で一番挙げられるのは子供の件です。
子供が現在高校生、大学に入るまでは面倒を見たい。
子供が成人するまで離婚はできない。

子供が成人するまで待ってほしいというのが離婚で来ない理由なわけですが、もし子供が小学生なのであれば成人するまで10年近く待つ必要があります。10年間も不安定なままでいなければなりません。では10年たったら離婚してくれるのかというとそうではありません。

■子供がかわいそうだから今は離婚できない。

子供に悪い。子供に罪はない。子育ては家族そろってが望ましい。このような理由で離婚に踏み切れないという人もいます。
たしかに子供には何の罪もありません。また子育ては夫婦そろっているのが望ましいでしょう。しかし夫婦そろっているのが望ましいのは「円満な夫婦」というのが条件です。不倫をし家庭をないがしろにしている、家庭内別居状態では円満とはいえません。むしろそのような環境の方が子供に悪影響でしょう。そもそも子供に悪いという気持ちがあれば不倫には走らなかったでしょう。今の状況があるということは「子供がかわいそう」というのは離婚できないいいわけです。

■妻(夫)は悪くない。愛情は無いが情はある。

セックスレスや家庭内別居状態だが、長年連れ添った仲のため離婚をすることは申し訳ないと思っているというのが理由です。これに関しても子供の件と同様に、妻に悪いのであれば不倫をすることがおかしいです。愛情が無いと言いつつ実際は夫婦円満ということもあります。

■世間体や周りの目を気にして離婚ができない。

結婚は家と家のつながりあいという日本的な考えがあり、昔は離婚のイメージは悪かったです。今でも年配の人の中にそのような考えの方もいらっしゃるでしょう。しかし近年は離婚する夫婦は多くあります。そこまで悪いイメージはなくなりました。離婚はいわゆる契約の終了。そこまで重く考える必要はないです。むしろこの中途半端な状況の方が世間の目を気にする関係ではないでしょうか。

■離婚できない理由は本心ではない

離婚できない理由を色々と挙げましたが、そのほとんどが本心ではないのでしょう。離婚できない理由を作り上げて問題から逃げようとしているだけです。そして自分は悪者になりたくないのでしょう。「子供のせい」「妻(夫)のせい」「周りのせい」このように他者に責任を押し付けることで自身を正当化しているだけです。
しかし、それを責めたとしても何か変わるわけではありません。変わらない以上、そこを突いても関係を悪くするだけです。
ただ、相手の発言を真に受けないようにすべきです。

■別れない理由の大半は意気地がないから。

このような離婚できない理由を話しているのであれば、本人から離婚を切り出すことはないでしょう。例えば子供が成人して当初話していた離婚できない理由が改善できたとしてもまた別の理由を言ってくるだけです。本人はおそらく本当に離婚したいと考えているのでしょう。しかし自分から切り開こうとしません。意気地がないという言い方が正しいわけではありませんが、離婚の責任を取りたくないというだけなのでしょう。根本的な考えがそのような状態なので、待っていても進展はありません。この場合は「諦める」か「離婚をするための対策」をするしかないのでしょう。

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