プラシーボ効果を利用した恋愛トリック

プラシーボ効果とは医療業界で使われる言葉です。

偽薬効果と呼ばれるもので、医者から処方された薬が偽物だとしても、それを本物と信じて飲んでいれば本来効果がないものでも一定の効果が出る場合がある。患者は薬を飲んでいるという安心感から自浄作用が働くと言われています。

プラシーボ効果は製薬開発の際に薬効があるかどうかを確かめるために使う例や睡眠薬を長期処方している人に対し、負担が少ないよう偽薬を処方することもあるそうです。偽薬自体には効果がないのですが、心理状態で安定し「気がする」と感じるようです。不眠や精神不安定による下痢、腹痛に一定の効果があるようです。

ようは自己暗示のようなものです。

権威ある人から紹介されることでそれは素晴らしいものだと感じ、そのように信じてしまいます。
まさか嘘をつくことは無い。自己暗示がかかりすべてを信用してしまう。
新興宗教やマルチ商法などでよく使われる手法です。

このプラシーボ効果をうまく使えば、恋愛も上手く進められるかもしれません。
考えられるプラシーボ効果を使った恋愛成就に関してですが、一つは自分に対しての自己暗示、もう一つは相手に対してのプラシーボ効果です。

前者に関しては話すと長くなり、また高度な技術も必要なため次回改めて書くことにいたします。
今回は後者の相手に対して行う形となります。

プラシーボ効果はお伝えした通り信じ込ませるという暗示から成り立つものです。つまり相手を信じ込ませる形を作り出さなければなりません。そのためには会話がある程度成立する状況を作り出さなければなりません。それができない状況であれば、まずはその部分をクリアしていきましょう。

今回は会話ができる環境の方に対してお話しいたします。

まず相手より優っているというものがあるかを確認しましょう。
理想は相手が興味を持ち、自分のほうがそれに対して長けているものがよいです。そのほうが手続きがスムーズなので。
相手を信じ込ませるためには自分よりも知識量が豊富であり、その人の言うことは正しいと思ってくれる状況を作り出すことです。
つまり相手が聞き耳を立て、自分の話を聞いてくれるような状況を作ればそこにプラシーボ効果が発生するのです。

Aに関して詳しく、Bに関して詳しくなかったとしてもAの話をした後にBの話も続けて行うことでそれも信用する可能性が高くなるということです。例えば化粧品に詳しいということを伝え、そのように暗示をかけます。Aという化粧品の効果が高いという話をしつつ、また会ったときにもっと効果のある化粧品があるので話すと伝えれば、受け入れてくれる可能性は高いです。このようにして受け入れる場を作るのです。この話術はプラシーボ効果だけではなくクッション話法という手法を用いております。

相手を信用されることで関係を深める。少し上級の手段ですが、言われなくてもこのような方法は比較的使用している方は多いのではないでしょうか。

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