普段はまじめに働いている人が休みの日に意外な一面を見るとそのギャップから好意を抱くというケースがあります。
これが開放性の法則というものです。
普段は厳しい人が実はやさしい人だったとなると一気に好意を持ってしまいます。
このようにギャップが多ければ多いほど親近感は増すのです。見えない部分を知ることにより新たな一面がある、さらに詳しく知りたいという心理をうまく利用した手法です。営業マンなどが使うテクニックの一つですが、恋愛においてもこの手法は効果的でしょう。
人間は誰しも相手に対し順位点をつけています。
マイナスポイントとなるものもあればプラスに転じるものもあるでしょう。
順位が急上昇すればその分その人からピックアップされやすくなるということです。
ただこの方法は関係の薄い間柄では意味がありません。
関係が薄い状態ではそもそも評価自体がされておりません。
意外な一面というものも意外ではないのです。またギャップというものも存在しないのです。
評価がすでにされており、その評価とは違った一面を見せるというのが重要なのです。
秘密主義も良いですが、ある程度の関係が築けたのであれば小出しに違った一面を見せるというのも効果的だと思います。とくにマイナス評価されている部分をうまくプラスに転じさせることが重要です。
またこの手法は「秘密の共有」と併用して使うことができるかもしれません。
人に話していない秘密を相手に打ち明けることによりその意外性から開放性の法則が生まれ、また秘密を共有することで関係をさらに深めることができるのです。プライベートを開放することで親密度が増すこともあるでしょう。ただこの手法はタイミングが重要となります。
お伝えした通り関係が薄いのであれば効果がありません。
プライベートをさらすだけで意外性もないでしょう。
相手に逆の部分を認知させた状態でないと効果というのはないのです。
そのため最初のころは秘密主義でいるのが一番良いと思います。
ある程度関係が深まった状態で徐々にプライベートな一面を出していってみて相手の反応を伺いましょう。
このように恋愛というのはタイミングが重要となります。