聞く姿勢が恋愛を上手く続けるポイントになる

人間誰しも否定されたいとは思わず、発言をするということは肯定されたい、または意見を伺いたいという気持ちがあります。

その欲求を承認欲求と言います。
相手が話しているのにもかかわらずそっぽ向いて反応がなければ、自分は承認されていないと心理的に感じ消極的になりますが、その欲求が満たされると満足感を得て「認められた」と感じ、それに応えようと「返報性の原理」が働きます。その結果、さらに細かい部分まで話自分をわかってほしいというように自然と話をしてくれるのです。

このような状態を作るためには相手の話を聞き「うなずく」ことが大切です。
これをうなずきの効果と呼びます。

人間は人に対し話しかけているわけで独り言を言っているわけではありません。
つまり何かしらの回答を欲しているのです。会話の流れの中で「聞いているよ」「そうだね」というものを一括して「うん」という表現に表しているのですが、話している人はその反応をしてほしいという気持ちなのです。

うなずきの効果によって相手の気持ちを聞き出したり会話を弾ませたりすることができるわけです。
しかしこのうなずきというのは注意が必要です。

「同じうなずきはうなずきとして認められない」

うなずいてはいるものの「ええ」「ええ」「ええ」というように同じうなずき方をしている人を見ると、本当に人の話を聞いているのかと不安になります。うなずき方にも注意が必要ということです。

うなずき方は様々なものがあります。「うん」「ええ」「はい」「それで」「なるほど」「そうですか」などこれ以外にもいろいろとありますが、同じうなずき方をするのではなくバリエーションを変えることが重要です。また浅いうなずきはこれも同じように聞いていないのと同じです。

「はいはい」「ふーん」これって結構使っている人が多いのですが、相手からすると聞いていないのと同じです。
会話を弾ませるためにも聞いている体を装う必要があるということです。

うなずき以外にもアイコンタクトや動作というのも重要視されます。人と話すときは目を見て話す。
そうすることで話を聞いていると相手に伝わります。
動作に関しても相槌や首を縦に振るなどをすることで意思が伝わっているから動作があると相手は認識します。

このように聞く姿勢というのは重要となります。

最近の若い世代では「マジっすか?」「マジで?」「ウソー!」「ほんとに!?」というような感嘆詞を用いる方がいらっしゃいますが、これでは表現力が乏しいと思われます。また意見が言えない関係(上司や先輩)に対して使うことが多いようですね。意見が言えない立場だとしてももう少し踏み込んだ会話をしたほうが良いと思います。

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