熟年の方の恋愛成就

40代、50代さらにはそれ以上の方から以下のような話を聞きます。。

「年齢がある程度上なのですが、そのような場合でも復縁できそうでしょうか?」

このように聞いてくることがあります。ある程度の年齢になってしまうと過去の経験が邪魔をすることがあります。
それを「アンカリング効果」と呼びます。固定観念が邪魔をしてしまうのです。
それでは年齢がある程度上の方の場合の恋愛はどうすればよいかと申しますと、若い世代と大差はありません。

もちろん経済的な部分や守るべきものの多さ、過去の経験量、また固定観念の部分は留意しなければなりませんが、結局は男女の恋愛です。若い人だから私たちのことがわからないのではないか?というような固定観念は捨てるべきでしょう。

まず若い、老けているという物事を二極で考えていることがおかしいのです。全体を見ていないというのがわかり、つまりは相手のこともその程度でしか見れていないのです。相手を理解できていない状態であれば例え方法を考えたとしてもよい回答は返ってこないでしょう。このような場合まず行うべきことは自己啓発です。

判断力や洞察力を上げることで今後あなたが何をしなければならないのかという部分も見えてくるでしょう。

さて、若い世代とはとくに違いというものはありませんが、お伝えした通り過去の経験が足枷となっている方が多くいらっしゃいます。それは自身も相手も同じです。

例えば離婚を経験していた場合、恋愛に対して前向きに考えることができないでしょう。防衛反応が働き、どうしてもネガティブな捉え方しかできなくなってしまいます。そのため積極的に恋愛を楽しむことができず、思っていることが発言できない方もいらっしゃいます。
また年齢のことを考えて、年相応の対応をしようとする人もいます。このように本来の欲求を抑え人間関係を構築しようとすると歪みが生じやすくなるのです。

これが自分側であれば自分自身が努力をして改善をしていけばよいのですが、相手の場合それをするように仕向けることは当事者では不可能です。そうなると、第三者が何かしらの作業をしていかなければなりません。
お伝えした通り固定観念に縛られているため説得をしたところで考えを変えることは不可能でしょう。そのため説得というような形は行いません。

やるべき作業は「相手に考えさせること」です。

自発的にその結論を出した形であれば、その後もそれを選択するでしょう。そのため相手がそのように考えるよう心理誘導をしていくのが解決策です。

アラフォーやアラフィフと言われる世代でも多くの恋愛の悩みは抱えており、むしろ若い世代よりも解決までの道のりは複雑です。しかし根本的には人と人の関係性の改善です。年齢に関係なく改善の進め方は一緒です。そこまで深く、重く考える必要はないでしょう。

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