夫婦関係が円満であればこんな悩みはないでしょう。しかし、この悩みはどのような家庭でも起こり得るのです。最近ではお見合い結婚というのは減少しておりますが、それと変わって出会い系サイトやSNSなどを通じて知り合う機会というのも増えてきております。
お見合いの場合紹介先が相手のことを知っている分けですが、サイトを通した出会いの場合共通の友人がいません。恋愛を続けるうちに知人というのは増えていくわけですが、それでも知らない部分というのは多くあるでしょう。
結婚前は知らなかったが一緒に住んだことでわかる事実というのもあります。もともと赤の他人であり、共通の友人がいないとなると夫婦関係が冷め切った状態では間を取り持つ人もいないのです。
インターネットの普及により出会いの場というのはかなり変化がありました。また以前よりも知り合う機会も多くなってきております。札幌に住んでいる人が福岡の人と知り合うなんてこともあるでしょう。遠距離恋愛を成就させ、結婚したという人も中に入るでしょう。しかし、知らなかったことが見えてきて「この結婚は失敗だった」となってしまう人もいるのです。
本来であれば結婚前に同棲などをしてお互いを見る期間を設けた方がそのような状態にはなりづらいと思いますが、その場の勢いで結婚をしてしまった人はそれができません。蓋を開けたら全くの別人格を持っていたなんてこともあるでしょう。そのような気持ちとなってしまうと、夫婦関係を戻すというのは極めて困難です。
もちろん修復する夫婦も中にはいます。
しかし、感情が離婚したいという方向に向かってしまうとそっちの方しか見えなくなってしまうでしょう。そうなってしまったのであれば離婚をお勧めします。
ただ、離婚をしたくても特にトラブルもありません。一方的に別れを告げることができないのが婚姻の掟のようなものです。そのため何もできず悩んでいる方も多いでしょう。
「いっそのこと相手が浮気でもしてくれれば…」このように考えたことはないでしょうか?
確かに相手が浮気をしていれば、婚姻関係の破たん事由に該当し、一方的に離婚ができるようになります。スムーズに離婚話もしやすくなるでしょう。これを考えた方は必ず行きつく結論が出るようです。
「別れさせ屋に依頼すべきか」
別れさせ屋というのは男女間の恋愛を割く業者の名称です。行う作業を別れさせ工作や離婚工作と呼びます。インターネットで検索をすると様々な業者が見つかります。無論、自分の恋愛を解消するという業者も多いでしょう。これを使えば離婚ができるかも!?
果たしてそうなのでしょうか。
テレビなどの影響からか、別れさせ屋は対象者に異性を近づけ肉体関係を結ぶというイメージを持たれておりますが、これらの方法は公序良俗に反し無効となります。場合によっては刑事事件になるケースもあるようです。一部法律知識が欠落した、もしくは非合法なことを当然として行う業者もあるようですが、最終的には自分の身に降りかかってきます。違法な手法を頼めば、仮に詐欺被害にあったとしても法律は助けてくれません。それどころか悪徳業者が恐喝まがいのことをしてくるケースもあるのです。
離婚をしたいと思っても、このように犯罪に手を染めることはしないべきでしょう。
それでは別れさせ屋に依頼しても意味がないのではないか??
そんなことはありません。
お伝えした通り、離婚は双方の意思があれば成立するのです。それであれば相手もそのように考えてもらえばスムーズに離婚ができるでしょう。
浮気を作り出して喧嘩別れという形よりもお互いの気持ちを合わせて離婚をする方がトラブルも起きづらいと思います。そのような手法を対応してくれるかどうかは業者次第です。きればこちらから提案するのではなくて業者側から提案があるようなところに頼むのがよいかもしれません。
頼まずに済ませられるのであればそれに越したことはありません。しかし自分では解決できない問題もあります。時間は有限です。対処したいのであれば一度相談してみることをお勧めします。