遠距離恋愛をうまくするコツ

遠距離恋愛は必ずといっていいほど破綻する。

出だしから「遠恋」は叶わないという発言となってしまいました。心理学や行動学などから考えてもこれを成就させるというのは難しいものがあります。物理的に距離があると会いたくても会うために金銭的な負担があり、また時間的にも拘束される(移動時など)。メリットとデメリットで考えるとデメリットのほうが多いでしょう。

確かに好きな人、でもそこまでして工作を続ける意味があるのか。このように考えだしてしまうと関係を保つことは不可能なのです。ただあなたの対応次第で関係を続けることはできるかもしれません。まず重要なことはこの遠距離恋愛というのは今後も永久的に続くわけではないということを認識しなければなりません。
いつまでこの関係が続くかわからないという状況はストレスとなります。不倫をしているカップルが「離婚するから」と言いつつダラダラとその関係を続けていると我慢の限界となり破綻してしまうのと同じです。遠距離の場合も目標なく続けていればそれがストレスとなってしまうのです。

人は目安があるとそこから逆算するわけです。
そこに合理性が見いだせれば継続できるわけです。

10年先にならなければ近くに住めないというのであれば関係を続けることは難しいですが、2年などある程度目先に目標があれば継続はしやすいでしょう。しかし2年間は物理的距離は離れたままです。この間もうまく立ち回らなければなりません。放置しておけば心理的距離も離れ、「遠距離=無駄」という図式が成り立ってしまいます。かといって毎週末通うというのも金銭的な問題も出てくるでしょう。

本来であれば会って距離を縮めるのが良いのですが、それができない場合は電話やメールなどの通信機器を用いる形となります。通信機器を使う場合でも物理的な距離は縮めることができます。

電話をして相手の声を聞くと安心する方もいらっしゃるのではないでしょうか。とくに女性はそのような性格の方が多いように感じます。話をすることで精神的にも満たされるでしょう。
一種の麻薬のような効果があるのです。

しかしこの電話やメール、LINEというのは注意が必要です。
いくら恋人同士と言えど、礼儀というのは必要です。

真夜中まで電話をして仕事に影響がある、友人と遊んでいるときに電話があればそれはストレスと感じるでしょう。電話をする時間、メールを送るタイミングは注意しなければなりません。

このようにむやみやたらと連絡を取るという形にはせずに、ある程度システマチックに行ったほうが良いのです。
事前に電話をする時間を決めておけば、いつかかってくるかがわかっているためストレスにはならないでしょう。
規則を決められるのが嫌だという人も中にはいると思います。もちろんそのような人にはガチガチに固められた規則は好ましくありません。
ただ何も決めないというのはその後の関係を続ける上でトラブルの原因となりますので大まかなことは決めておくべきでしょう。

遠距離恋愛でも話し合いの場や決め事は必要です。それをすることで失敗せずに関係を続けられると思います。

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