男女の付き合いに発展するのはどこかしらで出会いがなければなりません。
付き合うに至る経緯のランキングは以下のようなものとなります。
一位:友人からの紹介。
二位:職場の同僚、上司や先輩。
三位:合コンや街コン。
四位:インターネットを介した出会い。
以前はナンパのような形で知り合うケースも多かったのですが、年々減少しています。男性の草食化が原因とも言われてますが、恋愛をビジネス的に考えると、ナンパで異性を見つけるよりは「探す場」が与えられている方が効率が良いですからそちらを選んでいるのでしょう。
費用対効果、成功率などを考えれば無作為に声をかけるより、相手も出会いを求めている状態の方が成約率は高まりますので。特に街コンというのはかなり効率のよい出会い作成ツールの一つだと思います。
2013年は地方都市の過疎化を無くすため、各自治体主導のもと街コンというのが様々なところで行われておりました。そのためメディアでも多く取り上げられ、比較的目にする機会も多くなったのではないでしょうか。双方ともに出会いを求めているわけですので、腹の探り合いをせずにスムーズに声をかけることができます。そのため無駄な時間も減ったのではないでしょうか。
ただ、この出会い方にもいろいろとトラブルがあるわけです。
友人の紹介や社内恋愛であれば、相手の性格や経済状況、生い立ちなどは事前に知ることができるでしょう。しかし街コンというのはある種「合同お見合い」みたいなものです。身上書などがあるわけではありませんので、深い関係になってから知る事実というのも多いのではないでしょうか。
付き合ってみたものの性格が合わなかった。この程度であれば別れればよいわけですが、それとは逆に「好きになってしまったが既婚者だった」という場合は対処が難しくなります。
主催者がしっかりとフィルタをかけていればよいのですが、既婚者かどうかを調べることもなく、また匿名でも参加できるような街コンもあるわけです。既婚者と知っていれば深い関係にはならなかったのに、もう相手のことが好きになってしまい別れることができないという方がいるようです。つまり不倫関係を続けているわけです。一度そのような関係になってしまうと、嘘をつかれていたとわかっていても関係の解消は難しいでしょう。
とくに相手側はやさしくしてくれるわけで余計別れられないという状態になってしまうのだと思います。
初期のころは不倫でも良いと思うでしょう。
しかし、二重生活をしているということは、普通の恋人同士のような関係は築けないと思います。一日24時間。その時間を家庭と不倫相手に分けるわけですから、一緒にいる時間もその分少なくなるわけです。
また制約がストレスとなってしまうケースもあるのです。
初期のころは「秘密の共有」という関係ができるため、比較的深い関係になるわけですが、それが常になると刺激がストレスへと変わってしまいます。そのためストレスを感じるようになるのです。「離婚してもらい私と結婚してほしい」このような感情へと発展するでしょう。
しかし、自分でそれを対処するのは簡単ではありません。下手な行動をすれば相手との関係も悪化してしまうでしょう。最終目的が結婚なのであれば、関係を悪くせずに離婚へと誘導をしていかなければなりません。
そこまでして手に入れたい相手なのか。周りからは歓迎されない関係でしょう。色々な葛藤があると思います。でもこのようにしてネットで色々と探したり相談をしているということは気持ちの中ではもう決まっているのではないでしょうか。そのまま自分の気持ちに正直になればよいと思います。たとえ厳しい道のりだとしても自分で選んだのであれば受け入れられるでしょう。このようなことはなかなか人には相談できないところがあります。でも相談できるところもあるわけです。話を聞いてもらい、それで解決を目指すのも重要だと思います。