不倫をしているひとはかなりの数いるようです。
女遊びは芸の肥やし、不倫は男の甲斐性なんて昔は言われておりましたが、浮気は男性の特権というイメージも今は無くなってしまいました。
統計によると既婚者女性の約半数程度が浮気を経験しているようです。実際に女性タレントが不倫していたなんていう報道も多くなっております。
日本の男女比率は女性の寿命が長いため少し女性のほうが多いのですが、20代~60代で考えると半々のようです。
一夫多妻ではない日本国で男性が浮気をするということは相対的に考えれば女性も浮気するのです。つまりW不倫経験者も比較的多いようです。
このように女性も浮気をするようになった理由は単純に社会に出ることが多くなったからだと思います。
社会に出れば異性との接点は避けられず、ちょっとした気の緩みから浮気をしてしまうのでしょう。
また最近ではインターネットで相手を探したり、探す気がなかったとしてもSNS上で学生の頃の元カレや元彼女と連絡が取れる環境でもあります。
つまり現代は浮気をしやすい環境なんですね。ソーシャルネットワーキングサービスとは体の良い出会い系サイトのようなものですね。
さて、お互いが既婚者同士だとW不倫という関係があります。
基本的にお互いパートナーがいる関係ですので、それは侵害しない関係を保つというのが共通認識だと思います。
あくまでも割り切った関係。最近では婚外恋愛なんて呼ばれ方もしておりますが、道徳上日本では認められている関係ではありません。
倫理的では無い。不義理。不倫という言葉が一番適していますね。
擁護はしませんが、誰しもこのような関係が訪れる可能性はあります。
「据え膳食わぬは男の恥」 なんて言葉があるとおり、やはり本能的に求めてしまう男性、また女性も多いのでしょう。
出逢いがあれば、深い関係になることもある、性的な魅力があればそのような関係に発展してしまう。
人として倫理に反しますが、動物としては基本的な行動です。
「あくまでも割り切った関係」であればよいと思います。
性処理の一つ、マンネリ化した夫婦生活から逃げ出すための一つのスパイス、もう一度若いころの恋愛をしてみたい…。
この程度で境界線をしっかりと設け、家庭と遊びを分けるのであれば問題はないと思います。
しかし、どうしても人はそれ以上を求めたくなってしまうものです。
やはり体の関係を持ち親密になると、もっと交際を深めたい気持ちが生まれてしまいます。
その結果相手の夫、妻が煩わしく感じてしまうでしょう。
先に会っていればこのようにヒソヒソ会うのではなく、普通に会えるものを、出会ったタイミングが後だったばっかりにこのように曖昧な形になってしまう。
できればちゃんとした交際がしたいと。これは男女にかかわらず、W不倫を続けているとそのような気持ちになってしまう人が多いのです。
結果的にお互い離婚して一緒になろうという話し合いになるわけですが、ほとんどのケースでそれは叶いません。
お互い離婚という部分がどれだけ大変なことかを考えず、自分の欲求をただ述べているだけなのです。
離婚は結婚よりも体力と精神力が必要なものです。一方的に結婚ができないのと同じように離婚も一方的にはできません。
相手の了承なくして離婚はできないのです。結果的に調停などを起こして離婚を目指そうとするわけですが、話し合いもうまくまとまらず、このような不安定な状況が続くため気持ちも冷めてしまい、離婚をした上にW不倫も解消するという状態になってしまうのです。
このように求めすぎるとなかなか上手くいかないものです。
ここで別れさせ屋に頼み同時並行で行っていれば多少早めに解決ができたのかもしれませんが、これを行うには事前の準備も必要なので、泥沼化してからでは遅いかもしれません。W不倫を続ける方法はこのように求めないことが重要となります。あくまでも割り切った関係という認識を忘れずに、もっと言ってしまえば相手の妻や夫を尊重するぐらいの心持ちでなければなりません。
負担の無い関係、また浅い関係を続けることがW不倫を継続させる秘訣ではないでしょうか。
このような関係を続けている人の中にはルールを設けている人もいるようです。
社会のルール違反をしている人たちがルールを守るかどうかはわかりませんが、決めごとをしておくというのも継続する一つのポイントだと思います。
※重要なポイント※
1.お互いの家庭を大切にすること
2.過度の要求はさけること
3.つかず離れずの適度な距離感を保つこと
継続をしていくためにはいくつかのポイントをしっかりと抑えることです。
そもそもが不倫関係。それ以上を求めるというのは難しいです。
別れさせ屋を使って夫婦を別れさせるというのが自身の要求を叶える一つの方法ではありますが、それを望まないのであればこの適度な距離感を保つことが重要なポイントとなるのです。
ただ別れさせ屋を使って離婚を誘発させたとしても自分のほうも何とかしなければなりません。
一般的なものよりか行わなければならない作業は多くなってしまうでしょう。W不倫という関係でいいからこのまま続けたいというのであれば、無理せずあくまでも「割り切り」ということは理解しておくべきです。ここに関しては共通認識でいるべきでしょう。
どちらか一方が未婚者といった不倫の場合、対等な立場ではありません。そのためトラブルに発展することが多いのですが、双方ともに既婚者というのであれば同じ立場です。利害関係も一致しているため比較的やりやすい環境になるのではないでしょうか。
一番重要なところは情報の管理でしょう。
お互い今の状況を理解した上で交際していたとしても、やはりその関係は不倫です。周りに知られればいくら二人が続けたくても強制的に関係が終わってしまいます。些細なことで知られる恐れがあるのです。これに関しては注意しなければならないことです。
最近多いのがSNSによって知られるパターンです。
20~40代の方はフェイスブックやツイッターといったものを利用していることが多いようです。SNS上で直接つながっていなかったとしても、友人を介してつながっていたりコミュニティなどでつながっていたりと間接的にも接点があるでしょう。できることならこの手のサービスを利用しないべきです。
ちょっとしたつぶやきで不倫関係を知られてしまう恐れもあるのです。また一番気づかれるのは携帯電話です。メールのやり取りで相手を特定されるということもあるでしょう。情報管理は注意すべきでしょう。
これらをしっかりと守っていたとしても疑われる人はいます。結婚して夫婦となっている人は昼夜ともに過ごしていたわけで、以前は不倫などはしていなかったわけです。不倫関係を持った際、生活環境が変わってしまう人がいらっしゃいます。注意して行動しているとはいえ一日は24時間と決まっています。定期的に会う人が増えれば、あっている時間がその人に割り当てられるためほかにしわ寄せが来るわけです。
付き合いが長ければ、浮気を疑わなかったとしても「何か違う」と感じてしまうのではないでしょうか。この部分はその人の素質によります。空白の時間をどのようにして理解してもらうか。それが上手くできれば不倫関係も継続できるのではないでしょうか。