言いたいことがあったとしてもそれを伝えることで関係を悪くしてしまうのではないか?という不安からその一歩が踏み出せないと悩んでいる方がいらっしゃいます。とくに不倫をしている人にこのような悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。
軽はずみな発言が関係を悪くしてしまうことはあります。要求をした結果、別れ話へと発展してしまうケースもあるでしょう。そのため自分に正直になれず、当たり障りのない話をして「現状維持」を続けている方がいらっしゃいます。
いつか状況が変わるだろうと我慢を続ける選択をしたのだと思いますが、必ず状況が変わるとは限りません。
我慢はストレスとなります。その結果一緒にいることさえも辛くなる場合もあります。思いを伝えるほうが、その後の関係を発展させる可能性もあります。しかし、思いをそのまま伝えれば関係が悪化する可能性は多くあります。
とくに不倫関係であれば「離婚をして一緒になってほしい」というのが一番の要求でしょう。それを直接伝えれば、関係が悪化する恐れがあります。このページでは如何にリスクなく気持ちを伝えるかを考えていきましょう。
まず直接その話をするのはリスクが高いです。
そもそも不倫という状態を理解しつつ交際しているわけで、あなた自身それを要求する権利はないとお考えください。騙されていた場合においても、本来であればわかった時点で身を引くべきです。それをしていないイコールその権利がないと考えるべきでしょう。また相手は自分の意思で離婚ができるものでもありません。
相手がその要求を呑んだとしても、その通りにことが運ぶわけではありません。
男性であれば妻、女性であれば夫の同意が必要となるのです。つまり「できない相談」をしているのと同じです。しかし、今のままズルズルと関係を続けるのもよくありません。不倫というのは民法上の法律違反であり、基本的に救済対象とはならないのです。立場は低く、相手次第で関係を解消されてしまいます。その関係を続けるというのは精神的な負担が大きいでしょう。そのため一石を投じる必要があります。
お伝えした通り、伝えたい要求をそのまま話せば関係が悪化する恐れがあります。そのため伝え方を変えるべきでしょう。交渉をするわけなので、相手にもメリットを感じさせなければなりません。一方的な要求では呑んでくれないということです。
離婚をすることでどのようなデメリットがあるのか、またメリットはどういったものなのかという話をしつつ、相手が離婚をした方がメリットがあると感じさせる必要があるのです。もちろん相手が離婚に前向きとなったとしても、パートナーが離婚に同意してくれなければ話は進まないのですが、片方がその気持ちになれば、単純に50%ほど目的に近づいた形となります。
メリットやデメリットに関しては状況などにより変わりますので、具体的な部分に関しては状況をお聞きした上で判断する形となります。あなたと一緒になるメリットはどういうことがありますか?それを考えてみてください。