恋愛におけるにおいの重要性

人が相手を選ぶのは目から入る情報だけではありません。

確かに見た目というには重要ですが、それ以外の情報で判断する場合もあるのです。見た目よりも性格で判断するとかの話ではありません。人間というのは外から得た情報を脳で理解しそれで回答を出します。

例えばおいしいご飯を食べると満足感が得られる。これは味覚です。つまり口から情報を得ています。音楽であれば聴覚、さわり心地であれば触覚というように五感を用いて情報を入手しているのです。恋愛においてもこの五感は多く使われているのです。その中で重要となるのが嗅覚です。

匂いというのは人間にとってかなり情報源としていることがあるのです。

例えば腐ったものを食べると食あたりをおこしますが、匂いを嗅いだ時点で腐敗しているとわかれば食べることはないでしょう。何か行動を起こす前に判別ができるものが嗅覚なのです。今回はこの嗅覚と恋愛がどのように関係するかをお話しいたします。

相手からいい匂いがしたというようにいう方がいらっしゃいますが、これは異性から発せられる誘惑物質が入っているからのようです。フェロモンというもので、それがよい匂いと感じるそうです。種の保存のために異性に興味を持たれるような匂いを出すというのは至って普通でしょう。
逆に同性同士だと匂いに拒否反応が出ます。同性愛者の方はこの匂いの部分を好んでいるのだと思いますが、異性愛者であれば拒否反応が出るでしょう。

女性の匂いは花の香り、甘い匂いなどと言われますが、これは香水などの匂いではありません。ただ一般的に考えて人間は動物でありまた雑食のため良い匂いがするはずありません。基本的に人間は臭い生き物です。とくに男性よりも女性の方が匂いがきついでしょう。ただそれが良いと思っているのです。

この匂いのもとというのがフェロモンというものです。
人間は脳や視覚が発達したため、以前、フェロモンを識別する嗅覚は衰えたという見解だったようですが、最近はそれを認識する能力があるという研究が発表されているそうです。しかし、このフェロモンに関しては諸所学説があり、フェロモン自体は存在しているものの、人にはそれをかぎ分ける能力が退化していると考えている方もいらっしゃるようです。

少なくともフェロモン入りの香水などいわゆる「媚薬」というものは存在しないのでしょう。

ただ鼻から情報を得ているのは確かで、匂いをかぎ分けているのも事実です。フェロモンなどに関係なく、清潔にしておくべきでしょう。そうすることでフェロモンも感じられるのではないでしょうか。

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